インプラント治療のメリット・デメリット

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インプラントのメリット・デメリット

歯を失った際の治療法の一種であるインプラント治療は多くのメリットがありますが、デメリットやリスクもあります。治療選択を行う際には、どうしてもメリットばかりを見てしまいがちですが、しっかりとデメリットを把握してから決定していただくことが大切です。

当院では、お口の健康を取り戻していただくためには、治療を成功させるだけでなく、患者様ご自身が治療を納得して選択することが必要だと考えています。納得した治療選択のためにも、当院ではカウンセリングの際に治療のメリットだけでなく、デメリットやリスクのご説明も行っております。

インプラントのメリット

インプラント治療の強みは、義歯をしっかり固定できることです。インプラント治療では、残っている歯を削ったり、残っている歯に義歯を安定させるための装置を付けたりしません。残っている歯の負担が少ないをことも、インプラント治療の利点です。

主なメリット

しっかりと強く咬める
左右でバランスよく咬める
食物をおいしく味わえる
歯ごたえある食物の食感が楽しめる
発音が安定して会話を楽しめる
インプラントはむし歯にならない
隣の歯を削る必要がない
取り外す面倒がない
自分の歯にかかる負担が減って長持ちする

インプラントのデメリット

インプラント治療には、全身状態がよくないとうまくいかない、治療期間が長め、治療費が高額といった弱みがあります。インプラントは骨と強くつきますが、粘膜とはあまり強くつかないため、天然の歯に比べ感染に弱いことも欠点です。さらに、インプラントをしたい場所に骨が十分ないと、治療が難しくなることも欠点です。インプラントが抜けたり大きく壊れたりした時に、修理が難しいこともあります。

デメリットになってしまう理由

治療期間が比較的長い
お手入れ次第で感染することがある
外科処置に伴う痛み・腫れ・出血・合併症の可能性がある
食べ物が詰まりやすくなることがある
治療費が比較的高額
他の歯が抜けて義歯を入れる場合、インプラントに不用意にフックをかけるとインプラントにダメージが加わることがある

インプラント治療における注意点

    • ・手術前日は、しっかりと睡眠をとるようにしてください。
    • ・静脈内鎮静法下で手術を受ける場合、帰宅時に車・バイク・自転車の運転はできません。車でご来院いただいた場合は、付き添いの方に運転してもらう必要があります。
    • ・手術当日は、若干の出血がありますが、うがいをし過ぎない・強く行わないようにしてください。
    • ・術後に痛みや腫れがある場合は、痛み止めを服用し、軽く冷やしてください。(痛みがない場合には、痛み止めを飲む必要はありません)
    • ・処方します抗生物質は途中で服用をやめたりせず、医師の指示に従って服用してください。
    • ・上顎の手術を行った場合、鼻血が出やすくなる場合があります。強く鼻をかまないようにしてください。
    • ・喫煙は傷の治りを悪くするため、術後は控えていただきます。
    • ・飲酒・入浴・激しい運動は血行を促進し、止血の妨げとなるため、術後は避けていただきます。(シャワーで済ませるようにしてください)
    • ・舌や指で治療箇所を触れないようにしてください。治療箇所に負担をかけることは、骨との結合や傷口の治癒の妨げになります。
    • ・傷口に負担をかけないよう、術後は治療を行った箇所で噛まないようにしてください。
    • ・インプラント治療が完了したら、メンテナンスにお越しください。インプラントを長く機能させるには、メンテナンスが必要です。また、定期的なメンテナンスが保証を受けるための条件です。
    • ・帰宅後に異常があった場合はご連絡ください。
当院では、全身疾患をお持ちの患者様にも、リスクを低減して治療を受けていただけるよう、歯科麻酔医立ち合いのもと静脈内鎮静法を併用したインプラント治療もご提供しています。さまざまなリスクに応じて対策を行い、すべての患者様に安全性の高い治療をご提供できるよう努めています。
当院では、「インプラント無料相談」を実施していますので、持病をお持ちの方や顎の骨が足りない方など、リスクがご心配な方もお気軽にご相談ください。